飲み会の帰りに判断力が鈍る前に!
飲んだあと、「チャリで帰れば早いし安いし…」なんて侮ってない?
でも実は自転車でも飲酒運転で違反扱い。罰金・懲役、前科になる事だってありえるんだ。
「帰りだけちょっと」っていうのがまずい。この記事で、自転車×飲酒運転のヤバい実例から、安全な帰り方、おすすめアイテムまで一気に解説してく。じゃあ行ってみましょう。
チャリでも飲酒運転って詰むって知ってた?
道路交通法第65条第1項は「車両等の飲酒運転は禁止」と書かれてる。
自転車は“軽車両”で、車と同じ車両の一種だから、この罰則がそのまま適用されるってわけ。
警視庁も公式にアナウンスしてるし、飲酒後にチャリに乗るのは普通にアウトだ。
参照元 警視庁HP https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/five_rule04.html 埼玉県警察HP https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/r61101houkaisei.html
実際に起きたチャリ飲酒運転の事件例
以下は事例ね。
- 20代男性が酒気帯びでチャリ運転 → 書類送検(長崎県大村市/2024年11月)
- 兵庫県職員が飲酒チャリ転倒 → 顔面負傷 → 停職処分(ビール2杯+日本酒2合摂取後)
- 酒気帯びチャリを貸した知人も書類送検(2024年11月)

これ、車じゃなくてチャリの話だからな。
2024年の11月1日、道路交通法改正で自転車運転中の「酒気帯び運転」が新たに罰則の対象となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるようになった。
改正からまだ日が浅いから、事例もそこまで多く出ていない。だからあまりピンとこないかも知れないけど、実際のとこ普通に起きてる事件なんだ。
なぜお酒×チャリってヤバいの?
酒を飲むと人により程度は違うだろうけど、基本的には通常時より意識が鈍化する。フワッとした感じになるよね。具体的には以下がやばいポイント。
判断力・バランスの低下
お酒のせいで、左右の安全確認ができない・ブレーキが遅れる・視界も狭まるんだ。つまり、端的に事故りやすくなる可能性が高い。さらに無灯火だったり、ながらスマホが加わると最悪だ。
法律の処罰もマジ重い
- 酒気帯び(0.15mg/L以上):最大3年以下の懲役 or 50万円以下の罰金
- 酒酔い(正常運転不能):最大5年以下の懲役 or 100万円以下の罰金
- 車両提供者や酒類提供者・同乗者も処罰対象になる
要するに、酒を飲んだ友達にチャリを貸したり、チャリに乗る人に酒を飲ませた場合にも罰則や逮捕をされる可能性があるんだ。
飲んだ帰り、チャリはどうする?選択肢まとめ
とはいえ、ロングライドとかした帰りってやっぱ飲みたくならん?疲れたライド後の酒の魅力たるや。まぁ一旦かえってチャリおいてから飲みに行けばってハナシなんだけどね。

家のみすれば全部クリアなんだけどね
直行したいときってあるじゃん。そんな時は幾つか選択肢があると思う。チャリのまま飲み行った帰りの選択肢を纏めてみたよ。
方法 | メリット | 注意点・コツ |
---|---|---|
公共交通(電車・バス)で輪行 | 安全確実、輪行袋でコスパ良 | 輪行袋の準備/最終便チェックは必要だね |
自転車駐輪場を利用 | 駅前や繁華街によくある駐輪場。当日預けて翌日回収OK | 駐輪場の場所と料金を事前確認しておこう。また注意点として盗難リスクはゼロではない。盗難防止用にワイヤーロック併用で二重にロックしておくとベター |
友人等にクルマで回収してもらう | 人に頼ることにはなるけど信頼がおける | 相手の迷惑にならないよう配慮は絶対必要だ。突発にならない様に事前にお願いしておこう |
チャリは押して歩いて帰る | シンプル・安全 | 体調・距離によって身体的負担あり |
何れも共通してるのは、とにかく「チャリに乗らない」ってことね。
飲酒後であっても、自転車に乗らずにハンドルを手で押して歩いていれば、歩行者として扱われるから道路交通法違反にはならない。(まっすぐ歩ける程度に飲みましょうね〇)
あとは、タクシーでも自転車を積んでくれる事もある(←個人的には断られたことは無いけど、場合によるかもね)。もちろんトランクに積み込めるように、前後ホイールの取り外しなどが出来る前提だ。タクシーのドライバーさんの協力次第で運べる場合も有るから、選択肢に入れてみては。
帰りを助けるアイテムはこれだ|輪行袋

ロングライドの持ち物
輪行袋。これは酒を飲むとか以前に、ロングライドとかする人は絶対持っておいて損はない。自転車を公共交通機関に持ち込むときに必要な“専用カバー”のイメージ。
自転車はそのままだと乗車NGだけど、袋に入れて「荷物扱い」にすればOKになる。
輪行袋にもいろいろタイプがあるけど、前輪だけ外してざっくり詰め込めるタイプは汎用性高くておすすめ。カラーやデザインも多数あるので気に入ったものを選ぶと良き。
20インチとか、小型の折り畳み自転車に対応しているものもあり。
輪行袋を持ち運ぶには、バックパックとかも全然OKだけど、サドルバッグとか自転車に取り付けるタイプのバッグもおすすめ。過去記事も参考になるかも。


電車移動が合法的にできる
JRや私鉄、地下鉄では、原則「袋に入れた状態」でのみ、チャリは車内持ち込み可。輪行袋がないと、改札で止められるよ~
雨水や泥の飛び散り防止にもなる
飲みの帰りでチャリが泥だらけでも、袋に入れておけば車内を汚さず安心。
輪行の際の注意点
自転車と一緒に乗車OKになる便利な輪行袋。そうはいっても荷物としては「デカい」。
だから、輪行マナーも重要だ。車両が混雑している時間帯なるべく避けるが吉。他の乗車客に迷惑を掛けない様に、時間帯と乗車位置に気を付けて。
何度か輪行してればなんとなくコツ?が分かってくるから、試しに輪行それ自体にもトライしてみて欲しい。
まとめ:「帰るまでが飲み会」です
ヘルメットの努力義務、飲酒運転に関する罰則改正、強化など。このところ自転車関連での改正や取り締まり強化が進んでいる。
飲んだあと「チャリで帰る」はそのうち都市伝説的な感じになるのかもね。駅のホームや小学校の職員室が、ふつうにたばこの煙でモクモクしてたあの頃。あれになんか通じる感もするよ。
だからこそ「帰り方」までひっくるめて選ぶことが、安全でかっこいい大人の選択だ。
飲んだ後だけでなく、何かと便利。輪行袋のすすめ
輪行袋があれば、飲み会帰りのみならず遠くの景色を見に行けるよ。旅行のお供にどう?
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輪行袋とか持ち運ぶなら、サドルバッグも便利よ。

輪行するなら、ホイールの取り外しはマスターしとこ!

miki