中華カーボンパーツカスタム!【カーボンハンドル”第一回”個人輸入編】

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カーボンパーツ
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アリエクスプレスで注文したカーボンライザーバー

中華カーボンとは

カーボンパーツは自転車パーツの花形

自転車パーツ、もとい自転車を構成するパーツはたくさんあります。フレーム、ハンドル、サドル、ホイール、タイヤ、etc..

さて、タイヤやチューブ、サドルに関してはともかく、自転車の中でも比較的大きな面積を占めるパーツの素材といえば、鉄、アルミなどの金属が主流です。チタンやスカンジウムなど高級な部類もありつつですが、やはり金属はメジャーな素材です。

その中で、非鉄系素材の代表格といえばやはり“カーボン”ですね。

金属と違い、サビなどの発生が無く、なおかつ軽量。そうです。カーボンパーツの売りといえば、やはり軽量であることが大きな点でしょう。(もちろん、アルミパーツでも相当軽量なものもありますが)デメリットとしては、金属とは違い、ピンポイントな”点”での衝撃には弱い、といったとこでしょうか。

そんなカーボンパーツは、やはり自転車カスタムパーツの花形であり一度は手を出したいアイテムであるのは否めません。

カーボンパーツは高価

さてそんなカーボンパーツ。やはり人気があるのは性能や素材の良さ、取り入れる事でのメリットが大きいからに他なりません。

そして、そんなパーツだけに正直高いです。基本的に高級品。

自転車パーツじゃなくても、カーボンは高級品です。例えば、剣道の道具で「竹刀」があります。特にこだわらなければ3千円前後で購入できますが、「カーボン竹刀」になると途端に2万円を超えてきます。

そんなカーボンパーツですが、正直なとこ街乗りやストリートメインで乗るなら、出来るだけ安く抑えたいっていうのも性分。

勿論、中古で購入するのもアリです。けど、“新品”で”安く”カーボンパーツを購入することも可能です。

そう、中華カーボンです。

中華カーボンは安価

“安かろう悪かろう”という言葉があります。「安い=品質が粗悪」。

果たしてそうでしょうか。一昔前はそうだったかもしれません。しかしながら、現代はすっかり生産技術が上がってきました。

確かに、安いものには若干の難や仕上がりの雑さは今でもあると思います。けれども「全く使えないものか」といえばそうでもありません。

中華カーボンという言葉に若干の心配を抱えるのは自然かもしれませんが、よくよく考えれば、自転車本体(フレーム)含め、高級メーカーブランドでも、実際のところ工場は中国であるものが大半です。

中華カーボンが安価な理由の一つとしては、ブランド名がない【無印】商品だからという点もあります。よって、安価ながらも、一概に性能が低い粗悪品とは言い切れないんです。

中華カーボンをアリエクスプレスで注文してみる

以前僕は、”Wiggle”で個人輸入にてパーツを購入しました。

以前ブログ(別サイトです)

今回は”AliExpress(アリエクスプレス)”で注文してみます。

細かい購入方法などは省きますが、とてもシンプルな構成なので、amazonで注文する感覚で購入できます。

画像をご覧いただくと一目瞭然ですが、圧倒的に安。。笑

3Kカーボンのライザーバーっていうニッチなパーツが2千円台です。こういったものがゴロゴロ転がっています。

早速注文し、海外通販なので念のため、販売元にメッセージを送っておきます。

“640mm幅で3Kグロス仕上げ、ハンドルクランプは25,4で注文しました。ご確認下さい”

と、送っておきました。すると、翌日にすぐ返信が。何気に丁寧な対応です。

到着には時間がかかる

注文は完了しました。さて、通販といえば、今やamazonなどの大型モールが浸透し、通販を利用する人はみな、「注文後2,3日で届く」という感覚に慣れきっていると思います。

しかして、これは海外通販です。個人輸入。海の向こうからやってくるものには、ある程度時間がかかります。特にこの記事を書いている現在(2021/3月)は、コロナ渦まっただなか。輸送のインフラもましになってきたとはいえ、なかなかの期間を要します。

この画像は、出荷ルートの一部です。

注文完了は2/7。届いたのは3/13。カーボンの棒一本を受け取るまでに要する期間が1か月ちょいです。笑

こればっかりは、まあそんなもんだと思うしかありません。

到着した商品の確認は必須

日本は正確無比な国です。配送ミスや期日遅れが殆どありません。

対して、海外は案外その辺はおおらかです。海外通販や個人貿易商品は、届いたらすぐの確認が必須です。

到着した商品を受け取ったら、早速梱包をはがしてスペックを確認します。

到着直後。梱包された状態

幅を計測

いい感じのグロス仕上げ、3Kカーボンです。先ずは、ハンドル幅を測ってみます。オーダーサイズは、”640mm”。

幅は、、【約642mm】ですね。数ミリの誤差はまあ問題ありません。ですが、1ミリでも違うと困る部分があります。それは、パーツとパーツが直接触れ合う”組付け部分”。

ハンドルクランプ部の直径を計測

ハンドルにおいては、ハンドルクランプ部分(ハンドルバーの真ん中、ステムで締め付けて固定する部分)です。ここが2mm違うとかだと大問題です。

測ってみましょう。

中華カーボンのハンドルクランプ部

素晴らしい。ハンドルクランプ径【25.4mm(約)】

オーダー通り/表記通りです。これならまず間違いなくNJS(競輪規格)のステムにも使えますね。

アヘッドステムなら、この”クランプ径”が若干差異があっても、ごまかしをきかせて取りつけることもできます(もちろんお勧めはしてません笑)が、スレッドステムだとそうはいきません。

ハンドル重量を計測

後は重量でしょうか。幅600mmで90gというjことだったので、100gちょいかな。

簡易なキッチン用測りです。笑

重量は【約130g】。同程度のデザインでアルミのハンドルより100gくらいは軽量化です。半分いかないまでもそこそこ軽量な部類でしょう。

海外通販をするときは

今回、商品自体には特に難がないものが届きました。(実際に使ってみてのインプレは、また次回に更新します)

ただ、海外通販は国内の通販と違って、

  • 納品スピード
  • サイト内の記載

この辺りに注意が必要です。納品に時間がかかるのは仕方ないですが、なんといっても出品者は他言語で商品説明やスペックを記載しています。

そのため、商品ページ内の日本語訳や原文の表現がややわかりずらいなどは日常茶飯事。あたり前です。

なので注文時前や注文後、できれば販売元に問い合わせや商品の詳細確認のチャットメッセージを送っておくことをお勧めします。

色々な出品者がいますので、僕自身は同じような商品を扱っている出品者にメッセージを送り、

  • 一番返信が早い
  • 最も返信が丁寧

このような出品者の元から購入するように心がけています。(もっとも、国内通販でも同じかもしれませんが)

海外通販は魅力的です。なにせ、「商品の豊富さ/価格の手ごろさ」が段違いです。今回の投稿で海外通販が気になった方。是非ともトライしてみてください。

ただその際は、いつもより慎重に商品選定と商品の確認をしてみましょう。

普段より購入に時間がかかるかもしれませんが、その分得られるものも多いのかな、と。

miki

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