自転車が乗りやすい気候になったころ「よっしゃ乗るぜ!」って気持ちになった矢先、しばらく放置してたせいでなんか調子悪い・・・
そうならないようにちょっとだけ、フレームをメンテしてやります。
自転車フレームの大敵「錆」
フレームの大敵、といえば「錆」ですね。特にクロモリフレーム愛好家であれば「錆」は気になってしまうところ。
クロモリは鉄系素材の特性上、“いつかは必ず”錆が出ます。
どんなに気を付けていても。です。大なり小なり錆は出来る。
まあ正直なところ神経質になりすぎてもしんどいですし、クロモリの宿命として錆とも付き合うくらいの余裕を持ちましょう。
ですが。
錆は放置しとけばいい
余裕持ちすぎて、錆を放置すればいいって意味ではありません。
それなりにメンテナンスは必要です。特に、普段目に見えない箇所。知らず知らずのうちに錆が発生してるかも。
フレーム内部の錆
これです。
フレーム内部は素材がむき出しです。塗装とかされてません。ごくたまに防錆処理されたパイプを使ってる自転車フレームも無くはないですが。多数派ではありません。
表面はきれいでも、シートポスト引っこ抜いたらバリバリ錆まみれだったり。ていうこともあります。
ちゃんと組んでもらった(組んだ)から大丈夫!って思ってても、何年も放置してれば間違いなく錆びます。
鉄が錆びる原因といえば「水分」。
いつの間にかフレームを蝕むこの「水分」を遠ざけてやることがミソです。
さっそくやってみましょう。
フレーム内部に防錆処理を施す

クロモリフレーム。あらかじめパーツを取り外してます
このクロモリフレームに防錆対策をしていきます。
このサイトでは散々紹介していますが、RESPOの防錆スプレーを使っていきます。
レスポ防錆スプレー。スプレータイプなのでまんべんなく塗布できます。
このスプレーオイルは数ある防錆材の中でも「錆を防ぐ」点に特化したツワモノ。
“水置換性”という、水分の下に潜り込んで錆止めバリアを貼ってくれるすごいやつ。
直接水に接しない箇所においては防錆効果を超長期間持続するという自信作。
フレーム内部に使うために存在するといっても、もはや過言ではないでしょう。
付属のノズルを装着して、このスプレータイプの防錆材をフレームパイプ内部にふきつけていきます。
フレームパイプ内部につながる「穴」へ一箇所ずつ。
フレームの各パイプの内側には、アクセスできる場所がある
外見からだとわかりずらいですが、ピストもロードもその他も、クロモリのスポーツチャリは、だいたい全部のパイプの内側にアクセスできる「穴」があります。
特にBBの内側

BBの内側|パイプ内部にアクセスできる場所の宝庫
これは「BB(ボトムブラケット)」を外した状態でフレームの上下ひっくり返した様子です。ご覧ください。
BB(ボトムブラケット)シェル。ここはフレームパイプ内部にたくさんアクセスできる好スポット。
- ダウンチューブ
- シートチューブ
- チェーンステー
これらのパイプの内側に、まるっとつながっています。
各部に対して、防錆スプレーを1~2秒くらい吹き付けてやります。
シートステーやチェーンステーは末端に小さな穴が開いている

シートステーの末端
シートステーやチェーンステーは、よくこのようにリアホイールを取りつけるエンド金具の先端内側あたりに、ちっさな穴があります。
ここにもプシュッと一発、防錆スプレーを吹きます。
トップチューブの内側

トップチューブ内側|シートポストを外せば簡単に確認できる
トップチューブの内側。物理的にこの場所は、BBからはアクセスは無理です。なのでシートポストを外してみてください。
シートを引っこ抜くと、トップチューブ内につながる穴が出現。おっと錆が回っています~
シートポストを外す以外にも、【フロントフォークを外す】ことで、【ヘッドチューブ】からもアクセスできますが、シートポスト外す方が簡単です。
フォークの玉当たり調整とかもついでにやるなら、それもアリ、って感じですね。
全てのパイプ内側に防錆スプレーを吹き付ける
- シートステーの防錆
- シートチューブの防錆
- チェーンステーの防錆
- トップチューブの防錆
それぞれのパイプ内部に向かって、防錆スプレーを吹き付けます。
一箇所につき2秒間くらいプッシュしてやります。
ついでに。フレーム表面も軽く防錆
防錆スプレーにもいろいろありますが、長らく愛用しているRESPOは、塗装面にも使えます。これがこのスプレーの優れているところ。
「全ての塗装面に使える」
これを基準に選ぶのも良きかと思います。
中には塗装や一部の素材に対してダメージを与えてしまう防錆材もあります。けどこれは大丈夫。
ウェスに吹き付けてガンガン表面を磨いてやります。


いい感じに綺麗になりました。
しっかり吹き付け終わったらしばし放置します。この防錆スプレーのオイルは、割と粘度が高いと感じます。ゆえに、組付け予定が直ぐにはないフレームとかの長期保存にも向いている。
暫く乗らなかったフレームは、シートポストの隙間やBBシェル、ステムまわりなどから水分や汗が侵入してたりして、それらが悪さしていることがあります。
久しぶりに乗る自転車。今一度フレームのコンディションをチェックしてみませんか?
大切なフレームを、末永くグッドコンディションで乗り倒しましょう。
miki



