シングルスピードに「前かご」ってどうなの?→ 付けたら快適すぎて戻れなくなったハナシ。【シングルスピード実体験】」

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RIZER
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正直、ずっと「前かご=微妙」って思ってた。

シングルスピードにあのカゴつけるって、なんか謎の抵抗を感じてたのね。折角のスッキリした見た目が~とか、こだわってたんです。

とかしれっと言いつつ、実はこのブログ、2年くらい放置してたんだよね。書きたいネタは山ほどあったのに、気づいたらこんなに間が空いちゃって。ま、そもそもニッチコンテンツだしいいかなみたいな。

でも最近、久しぶりに乗る時間も増えて、前かごの快適さに気づいて。それをシェアしたくて更新してみます。

夏も近いことだし、チャリ乗るときの荷物問題。リュック、重いし背中ムレるし、正直嫌じゃない?
で、そこから半信半疑でフロントバスケットつけてみたら――めちゃ快適じゃん。

今回はそんな“何となく避けてたアイテムが実はめちゃ良かった”なハナシ。
取付と使ったものの紹介も併せてお届けします。

前かご=なんか絶妙。そんな思い込みがあった頃のぼく

スポーツ自転車に荷物問題はつきものでしょう。

バックパックを背負いたくなくて、それを解消するためにサドルバッグとかフロントバッグもめちゃ便利。

こんなのとか↓

こんなとか↓

ロングライドの”荷物問題”を劇的に解消する!|サドルバッグのすすめ
ロングライドの悩みの種。「荷物問題」を何とかしたい クロスバイク、ピストバイク、ロードバイク、MTB。とにかくママチャリと比べて「軽くて速い」自転車は、おのずと長い距離を走ってみたい欲をかり立てます。スポーツ自転車を趣味にすると必ずと言って...

こうゆうすぐに取り外せるモノばかり使ってきたのは、ばくぜんとした「カゴ」への敬遠があったんかな。

でも、実際はどうなのか、試してみる価値はあるかもって思い始めたのは、だんだん自転車に乗ることが減っていたからだった。毎日乗るならもっと気楽な方向性のチャリにしたい。

気づけば、前かごを敬遠してた自分のある意味での「偏見」に気づいた瞬間だ。

 

サイコー。前かご(フロントバスケット)装着で変わったこと

実際に前かごを取り付けてみると、想像以上に快適だ。

まず背中がスースーするし、重い荷物を背負わなくていいから体がラクに感じる。
スーパーで買い物したものもパッと入れられるし、ちょっとした外出がめちゃくちゃ楽になった。これはもう、付けない理由がないってレベルで便利だよ。

コスパ重視&簡単。「プラスチック製」バスケット装着

じゃーここからは取りつけの簡単な流れを。

取り付けはめちゃ簡単。
基本的にはハンドルバーやフロントフォークに固定するタイプが多いんだけど、どのパターンでもステー(支えの棒)を使って安定させるのがポイント。

よくある失敗は、ステーの固定が甘くてガタつくこと。しっかり締めるのが大事だよ。

今回ぼくは「フロントラック」を使ってかごを取りつけてみたよ。

先ずはフロントラックを取り付ける

フロントラックにもいろんなタイプがあるけど、僕は長いこと「ADEPT(アデプト)」のラックを使ってます。

取り付け方は割愛するけど、シンプルで汎用性が高いデザインはどんなフレームともマッチすると思う。

取付ビフォーアフターはこんな感じ。

うんユルい。ハンドルもついでにライザーバーにしてみたよ。カゴ取付すると、ドロップハンドルは都合よくないからね。今回のテーマ的にも普段使いのチャリにしたかったし程よいね。

フロントラックに前かごの取り付け

前かごと言ってもいろんな種類があるんだよね。
まず材質だけでも、ステンレス製でガッチリ耐久性高いタイプ、プラスチックで軽量タイプ、そしてナチュラルな籐風デザインのものもあって、見た目や使い勝手で選べる。

今回ぼくが使ったのは、プラスチックタイプ。それも、そもそも自転車用品ってわけでもない。「コスパ重視」と謳っている通り、まずはこのレシートを見よ。じゃん。

Yes.税込み¥602なり。

コーナンとかホームセンターの園芸コーナーにあるアレ。【収穫コンテナ】。デカくて頑丈。好き。

色とかサイズが色々あるから好きなものを選んで良きかと思う。

もちろん、自転車用のものもあるけどね。

じゃあ取りつけてみます。使うのはこれ。「タイラップ」とも「インシュロック」とも呼びますね。「結束バンド」。ちなみにぼくはタイラップって呼ぶ派。どーでもいいな。

これを使って、カゴの網目とラックのステーが交差する部分を結束していくよ。決まりはないし四隅をしっかり結束できてれば大丈夫だけど、いちおうこんな感じで結束したよ。

カゴとタイラップ、併せて¥1,000以下。うん安い。

ちなみに、結束バンドは「対候タイプ」を使うとより良いと思います。紫外線や雨、乾燥に強いバージョン。

ちょっと工夫。安全装備も追加!

これで前かごはついたわけだけど、ついでに一工夫。

カゴってデカいパーツだし、これが目立ってくれれば、車を運転している人とかからも良く見えて、交通安全的にめちゃいんじゃね??っておもって。

【反射シール】をつけてみたよ。それがこれだ。

いかにも反射テープ!って感じの黄色とかオレンジを貼りたくなくて。じつは「黒い」反射テープもあるんだなーこれが。ぼくのチャリのフレーム「RIZER(ライザー)」は黒だから、何気にフレームにもこのテープ貼ってるよ。

今回は、前から来る対向車に見えやすいように、かごの前側に貼ってみるよ。

反射テープON!

で、これちゃんと反射するん??って思われそうだから、動画も載せておくね。

伝わりずらいかも?ま、反射します。カゴから飛び出す白ネギがとんでもなく生活感を演出。こうゆう気楽さが欲しかったんよ。

走りにくさや見た目は?リアルな感想

「前かご付けると走りにくくなるんじゃ?」って思う人もいるかもだけど、ぼくの場合は全然気にならなかった。
多少重さは増えるけど、それよりも荷物のストレスがなくなる快適さが勝る感じ。

見た目の変化

僕はたまに焚火するのが好きなんだけど、なんだかんだ持っていくと地味に荷物は増える。前はボックスに詰め込んで、フロントラックに無理やり縛り付けてたけど、かごがあれば無理やり感ゼロ。左側のビフォー画像の荷物は全部かごに入ったよ。

ていうか今までが無理やり過ぎなだけなんよな、きっと。

とりあえず見た目に関しては、選ぶカゴ次第で全然印象変わるし問題なし。

シンプルで無骨なワイヤーカゴとかも味が出ていい感じになるかもね。

走りへの影響

荷物の量にもよるけど、やっぱりフロントが重たくなるから、ハンドル切るときとか若干もっさりするね。あと向かい風が地味につらいのは事実。

とはいえ、めっちゃスピードを出したいわけでもないし、それこそ100km前後のロングライドする目的でもないから別にOK。まぁこういうもんだと思えるレベルかな!

あと、ハンドルは手前にもっとスイープしているタイプの方が、ハンドリング安定していいかもね。いわゆるママチャリ系のハンドル。やっぱりあの形は理にかなっている。

結論。正直、前かごのこと甘く見てた。何かごめん

「何か微妙」「いらんかな」とか思ってたあの頃の自分に、軽くお説教したい。実際のとこ便利すぎて生活ちょっと変わったから。

あと見た目も、選び方次第でぜんぜんアリだった。次はもうちょい薄型も使ってみるかとか思い始めてる。“実用か、見た目か”なんて選ぶ必要なかったんよね。
むしろ今は「これが一旦の完成形かも」とすら思えてる。

迷ってる人は、一回だけでも試してみてほしいっす。今更ながらほんと便利。

miki

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