焚火、これまで結構やってきた。
車に装備を詰んでキャンプ場へ…なんてのももちろん好き。
ただ最近は、もっと身軽に、もっと自由に、“ふらっと焚火”が気分。
それでおすすめなのが「自転車で前かごに焚火道具ぶっこんで行く」スタイル。
最近前カゴ装着したことだし、ラックよりもさらに気軽に行けるようになった。
結論から言うと、これが予想以上にしっくり。
「あーこれこれ。こういうのでいい」ってなる、ちょうどよさ。
今回は、そんな“チャリ×焚火”スタイルの魅力と、実際に使った道具なんかも合わせて紹介します。
焚火は「チャリで行く」だけで景色が変わった
焚火って、ある程度回数重ねると、装備の最適解もわかってくるし、手際もよくなる。でもそのぶん、どこか“こなれすぎて新鮮さがない”って気がしないこともない。
んであるとき、「これ、チャリで行けるよな?」と思ってやってみたら、思いのほかハマった。
景色もスピード感も、荷物の量も、ぜんぶが違って見える。
荷物を削ぎ落として、最小限の道具で焚火をするのって、逆にすごく贅沢。
焚火していくうちに、この装備に落ち着いた
今回の装備は、いわば「チャリで焚火」レベルの最小構成。
軽くて、シンプルで、でもちゃんと楽しめるやつ。
実際に持っていったのはこんな感じ↓
焚火台(簡易タイプ)
軽量&小型で持ち運びラク。風に強い形状だと安心。ぼくは折りたたみできてコンパクトなやつ愛用。上に焼き網乗っければBBQもできるしね。
薪&木炭
薪で着火して炭に火を渡す → 炭が減ったら薪を追加して再点火 → 新しい炭を追加。
これ繰り返せば長々と火を保てるね。
火かきハサミ
超重要。炭の位置調整・安全確保に必須だよ。
耐火マット
地面保護とマナーのための必須アイテム。シート一枚で安心感アップ。
軍手
薪や炭を扱うわけだし絶対いる。忘れるとまぁまぁつらい。台組み立てたりとかする時も軍手しとけば、うっかり金属部でケガするとかも防げるしね。
ガストーチ(小型)
ライターより着火が早くて確実。風にも強い。
僕がずっと使ってるのはこれ。カセットコンロのガスボンベとか、なに使ってガス充填してもOKだから、ちょー便利。

ソト(SOTO)のマイクロトーチ
段ボールとか火種になるモノ
スーパーで買い物したときとかに荷物詰め用にもらう事がある段ボール。余っているなら是非持っていくと良き。
薪の下とかに敷いて火ダネにすると便利。
火消壺
【完全に】薪や炭が燃え切ってしまう迄待てるなら、まぁこれは無くてもいいかもだけど、マナーとか完全消化の意味ではあった方がいいね!
イス
何回も焚火してきたからこそ、「これだけでいい」って個人的には自信を持って言える装備。

ぼくの焚き火用具と前カゴ
火の前でぼーっとする時間、それがいちばん贅沢だった
結局のところ、焚火って“何かするため”の時間じゃないんよね。火を眺めながら、ぼーっとしたり、薪をくべたり、ただ煙の匂いに包まれてるだけ。
チャリで行ったことで、「行き帰りの軽さ」もあるし、「引き返す自由さ」もある。
スキマ時間でも火を楽しめるって、想像以上にありがたかった。
いわゆるデジタルデトックスな体験にもなるしね。ぼく、ほんと、スマホずっと見るとか画面に集中するとか苦手なんよ。だからこういう、ひたすらボケっとするの、大好き。
場所選びは慎重に。でも、意外と選択肢はある
今回は、火気使用OKな河原。焚火台&耐火シートを使えば、痕跡はゼロだぜ。ふふ。
火の始末とマナーさえしっかりしてれば、静かに楽しめる場所は意外とあるもんで。
チャリだからアクセスできた、ちょっとした「秘密の空きスペースさがし」ってのも、このスタイルならではの魅力かもね。

出たゴミはちゃんと持って帰りましょうね
自転車で焚火って最高すぎん?—道具ぶっこんでふらっと行く“自由キャンプ”のススメ
自転車で前かごに詰め込んで行く焚火は、なんだか“原点回帰”って感じがした。
道具も少なくて、予定もざっくりで、自由度が高い。
火を見て帰ってくるだけなのに、気持ちはすごく整う。
「焚火は好きだけど、最近ちょっと飽きてきたかも…」って人ほど、試してみてほしい。
“チャリ×火遊び”の再発見、ほんと有り。
miki