*本記事は過去サイトにて 2018.3.10 掲載していた記事の加筆/修正版となります
再び悩まされる
前回”コグ”を変えてしばらく乗ってみましたが、相変わらずの「ピキピキ!パキッ!」が止まりません。。
しばらく異音と付き合ってみるかとも思ったけど、やはり気持ちが悪いです。
そんなわけで第三回。
今日は”チェーン”を変えてみます。
考えてみればこのチェーン、約一年強つかった代物。
まめにメンテナンスしたりテンションを確認していたけど、そろそろ限界。
一日平均12キロ走って年間およそ3,600キロ。
おまけにそこそこにスキッドもする。
異音の原因としては十分可能性あり。
チェーンを見る
異音の原因ではなかったとしてもいい加減変えなきゃかわいそうです。
長く使ったHKKのベルテックス。シルバーとブラックの組み合わせが剛健な雰囲気のコイツも大分ヤレてきました。
さっそくリアホイールをゆるめて取り外していきます。
このHKKベルテックスチェーンは、チェーンのコマの一部にねじ切りがされています。
先ずは板型のプレートボルト受けをゆるめて(反時計回りで)

四角いプレートを「反時計回り」に回して緩める
つぎにボルトをゆるめます。(同じく反時計回り。正ねじです)
これではずれました。
ピストチェーンを外した後はチェーンリングも綺麗に拭いておきましょう。
しかし汚っ><
こまめにメンテナンスしてたとはいえコレはやばかった。
新品を用意
さて今回変えるチェーンもHKKのベルテックス。NJSピストチェーンです。
金欠のため 気分を変えたくて

永遠の定番じゃない?HKKの青チェーン
ぱっと見黒っぽいですが、よく見ると深ーーーーいネイビー。
なかなかセクシーなヤツです。
まずはそのまま装着してみます。
ながい。
このままでは誰が見ても走れませんね

新品のチェーンはそのままだと長いよ
ピストチェーンの長さ調整
チェーンを短くしてやる必要があります。
チェーンを短くするために使うのはコレ。「チェーンカッター」。
カッターと名前がついてますが、厳密には「切断する」ためのものではありません。
チェーンをセットしてぐるぐる回すと、真ん中の棒がチェーンのピンを押しやり、ピンが抜ける。
そんな仕組みの工具。

チェーンカッターで長さ調整
これで長さがすっきりしました。
チェーンを短くできたら、先ほどのピン外しを逆の要領で行います。
ボルトを締めこみ、プレートのボルト受けを装着。
プレート状のボルト受けを外したり締めこんだりする際には、ペンチやプライヤーで挟んで締めるとやりやすいです。
僕は小型のモンキーレンチで締めこんでますが。
チェーンを装着したのちに、センターをばっちり出しながらリアホイールを引いて装着。
これで新しいチェーンが装着できました。

何ともなまめかしい色だね
余談
余談ですが、新品のピストチェーンを購入したとき。
パッケージの中でチェーンは、漬物のごとくオイル漬けにされています。
この新品のときについてるオイル。
巷では、「新品のチェーンを購入したら、最初に脱脂洗浄して好みのチェーンオイル添加する」ことをおすすめしている投稿が見受けられます。
たしかに、好みのオイルを使った方が走りが軽くなるからという意見もわかります。
なので、何が正しいとかって断定はしませんが、、
僕は最初に装着するときは新品のまま。
チェーンは脱脂しない派。
下手にいきなり脱脂してしまうとチェーンの寿命が縮む気がするからです。
脱脂って要は、チェーンの中のベアリングや可動部についてるオイルやグリスを一度取っ払うってことです。
もちろん、ちゃんと脱脂後にオイルを添加してやれば、直ぐに傷むなんてことはないんですが。
手順に慣れないうちは、最初はそのままで使うことをおススメします。
一応メーカー側も、開封してそのまま使うことを推奨しているみたいですしね。
チェーンの脱脂と給油のメンテは、不要になったチェーンがあれば一度練習してみてもいいですね
かなり脱線しました。
それにしても。
はたしてこれで異音は消えるのか
結論から言うと消えなかった。
次回、解決編行ってみよ~

今回の“チェーン交換”で使ったモノ。ざっくりこんな感じ
チェーンカッターも色々あるけど、ピストとかの「厚歯チェーン」もロードバイクとかの「薄歯チェーン」にもマルチに使えるヤツがおすすめだよ。
厚歯チェーン、永遠の?定番といえば。僕はHKKかなぁ。
▼以前の”チェーン”に関する投稿はこちら▼
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