中華カーボンパーツカスタム!おすすめできない装着方法【カーボンハンドル”第3回”取り付け編】

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スレッドステムにハンドルが取り付けられない!対処法とおすすめできない裏技

>前回の投稿【中華カーボンパーツカスタム!【カーボンハンドル”第2回”非推奨カスタム編】】

アリエクスプレスで注文したカーボンライザーバー。いわゆる”中華カーボンパーツ”ですが、注文日から待つこと約一ケ月と一週間。届いたはいいけど取り付けできないという痛恨のあるあるパターンでした。

ハンドルがステムに通らないの図

しかしてこういうことは、本当に”あるある”です。しっかり規格を頭に叩き込んでいても、通販や輸入など、現品を見ずに何かを手に入れるということは、まさにトライ&エラーの繰り返しです。

けれども嘆くことはありません。こうして「いろいろ覚えること」が次につながります。僕は基本的に代替えの方法を探します。ちょっとガレージを漁ってみますか。

ハンドルがステムに取り付けられないとき

ハンドルがステムに取り付けられないときっていうのは、大きく3パターンあります。

  1. ハンドルが太いステムの取り付け部(ハンドルクランプ径)がハンドルより細い
  2. ハンドルが細いステムの取り付け部(ハンドルクランプ径)がハンドルより太い
  3. そもそもハンドル形状の問題でステムを通せない

こんなところでしょうか。

この3パターンのうち、“1”のパターンはもうどうしようもありません。狭いところに、それ以上に太いものは通せません。「ほーら入ったじゃないか」とはいかないのです。この場合、あきらめてハンドルもしくはステムを換えましょう。

“2”のパターンは割と何とでもなります。「シム」と呼ばれる金属のプレートみたいなのを間に挟むことで、疑似的にハンドルのサイズを変換します。(以前ブログで掲載してます

“3”のパターンは、伝統的なスレッドステムでありがちです。まさに前回のブログで起きたのがこのパターンです。

さて今回のカーボンライザーのパターンですが、このあと詳しく記載しますが、“2”のパターンと”3″のパターンのミックスです。何とか取り付け方法を模索しましょうか。

対処法その1

スレッドステムのものでも、オープンクランプタイプを使用する

デダエレメント:ミュレックスステム

【オープンクランプ】というのは、そのままの意味ですが、“クランプ部分”“開く(オープン)”するステムです。

通常、スレッドステムはクランプ部分が開きません。けれど、上の画像の様にアヘッドステムの様にクランプ部分が開くタイプもあります。通常のスレッドステムと見比べるとわかりやすいですね。

左:伝統的なスレッドステム。ニットーのNJS認定。 | 右:デダエレメントのミュレックスステム。オープンクランプ。

このようなオープンクランプのものを使うことで、ハンドル形状的にステムを通すことのできないモノでも装着が可能です。

対処法その2

クランプ径よりハンドルの方が細い時は、”シム”を使う

“シム”っていうのは、要はスペースを埋めるために挟む金属の板みたいなものです。細いハンドルと広いステムの間に挟み込んで、物理的に隙間をなくして取り付けを可能にします。

上のリンクは、25,4mm径のハンドルを26,0mmクランプのステムに装着する際に使うものですね。見た目は金属の板ですが、れっきとした自転車専売品だったりします。

サイズの合わないハンドルをステムに取り付け|代用品で非推奨な取り付け

ここからは前回同様、“非推奨”な方法で取り付けていきましょうか。もちろん、おすすめしないので参考程度にして頂ければ。。

非推奨その1:ステムの”ウス”を交換する

“ウス”というのは、主にスレッドステムの場合で、フレームに取り付ける側(ヘッドチューブ差し込み側)の先端についている、斜めに切った”ちくわ”みたいなものです▽

この”ウス”ですが、基本的には、ステムとセットになっているものをそのまま使うことが大切です。

なぜかというと、スレッドステムの先端の斜めになっている部分と付属のウスの斜めの角度が基本的に同じだからです。

メーカーが違うものや年式が違うものは、微妙に角度が違ったりしていることがあります。そのため、別メーカーのウスとステム本体をセットで使うと、正しく圧力がかからず、ステムの取り付けが甘くなったりします。

ましてや今回例に挙げたステム、NJS認可の国産ステムと海外メーカーのステムです。相性はあまりいいとは言えないはず。

で・す・が。

デダエレメント/ミュレックスステムの純正のウスがどうにも好きになれません。NJSパーツの後で見ると仕上げの荒さが目立ちます。。

そこで交換してしまいます。はいこれです。

ウス エクスチェンジ。

もう一度言いますが、非推奨ですよ。

僕自身はこの方法で今まで特に問題は起きていません。が、積極的にお勧めはしません。

非推奨その2:”シム”を自作する

ハンドルとステムの間にかませて使う”シム”ですが、本来は専用品を使うのがセオリーです。

ちなみに今回のハンドル、”デダエレメント/ミュレックスステム”のハンドルクランプ径は【26.0mm】です。対して、装着する中華カーボンハンドルは【25.4mm】

ハンドルの太さが【0.6mm】足りません。たった0.6mmと侮ってはいけません。自転車パーツにおいて0.6mmの違いは大きいです。そのまま装着することは、ずぼらな僕でも絶対にしません。

この0.6mmを埋めるためのシムも存在します。ただし、手元にありません。

なので、自作します。材料はこちらです▼

左:缶ビール。アルミ製 | 右:缶コーヒー。スチール(鉄)製

缶です。

知っていましたか?

ジュースや缶ビールでメジャーな”アルミ缶”の厚みは、【0.1mm前後】です。そして、缶コーヒーなどでよくある”スチール缶”の厚みは【0.2mm前後】です。

つまり、この二種類の缶から素材を切り出し、重ねて、ぐるりと一周まけば、、、0.6mmを埋めることが可能なんです。

ステムのクランプ部分の幅に合わせて、アルミ缶とスチール缶をそれぞれプレート上に切りだしました。そして、それぞれを二枚一組にして2セット用意します。

これで”シム”ができました。カーボンに直接接する部分以外に”グリス”を塗っときます。

飲料缶とデュラグリスがまさかのコラボ

この飲料缶製の”シム”をハンドルとステムの間に挟み、クランプを閉めていきます。

すると、、

カーボンファイバー代わりのクリアクリーンががっつりはみ出してますが、まあいいでしょう。

しっかりと取り付けることができました。

デダエレメント×中華カーボン×サッポロ黒ラベル

固定力はまずまずです。実際のところ、アルミ缶/スチール缶ともに厚みには若干の誤差があるでしょうから、“恐らく+0.6mm”といったところでしょう。

若干の怖さもあるので、既定トルクの上限近くで締めておきましょうかね。

本来は正規のパーツを使用する方が良い

今回もまた非推奨なDIYカスタム(メンテ)でしたが、何度も言うように積極的にお勧めはしません。本来は正規品を正しく使い、メーカーや規格に対応したパーツでカスタムする方がいいです。

ただし、ある程度は案外何とかなってしまうのも事実です。

僕はこのようなお勧めしない方法を時たま書きます。が、あくまでも参考程度と、何かしらの発想の元ネタになれば、と考えています。

miki

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