ロックバイクス(ROCKBIKES)とは。ピストブームの火付け役/ストリートピストのルーツ!西山氏との対談

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ROCKBIKES(ロックバイクス)
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ロックバイクス(ROCKBIKES)とは

大阪発の自転車ブランドでありメーカーの”ロックバイクス”。

インパクトあるアルミエアロフレームの【トマホーク】や、シックなクロモリのホリゾンタルフレーム【メランコリー】で今でも根強いファンを持つ。それが【ロックバイクス】なんです。

ピストブームの只中でリリースされたこれらのフレームは、タフに長く乗り継ぐユーザーも多く、まさに街乗りピストとして一定の知名度を持っています。

さて先日、そのロックバイクスの代表”西山氏”と会う機会がありまして。

意外と知られていないであろうロックバイクスのルーツや、ものづくりへの思いなどを聞くことができたので軽くご紹介します。

 

ロックバイクスのルーツは、Fuji(フジ)にあった

私の前身ブログからの読者の皆様はご存知と思いますが、私はちょくちょく”Fuji Feather(フジ・フェザー)”に関する内容を更新してきました。

【過去ブログ:フジの「フェザー」 | Fuji FEATHER】

過去記事へのリンク

 

フジのフェザー、通称フジフェザーは、ピストに興味が出てきた人なら、先ず知らない人はいないでしょう。ピスト/シングルスピードを、一躍ストリートで人気にしたプロダクトですね。

 

このフジフェザー開発の中心にいた生みの親、それがロックバイクス代表の西山氏なのです。

元々はフジに所属していた西山氏は、このフェザーだけでなく、ストリート/トリック系ピストとして今でも人気の衰えない“フジ・ヴェノム”や、ロードバイクでも“バラクーダ”など、コアな支持が熱いプロダクトを多数世に出しました。

まさに”モノづくり”の人、それが西山氏なのです。それだけにロックバイクスは、独創的なデザインが多く、トレンドに左右されないラインナップが多いという印象でしょうか。

 

ロックバイクスのピスト

アルミフレームのトマホーク 画像:ロックバイクス公式サイトより抜粋

ロックバイクスのピストは二種類。

  • アルミのトマホーク
  • クロモリのメランコリー

それぞれリンク付きでご紹介です。

トマホーク

今でこそすっかり浸透したアルミのエアロフレームですが、リリース当時はやはりインパクトの大きかったデザインです。”トマホーク”はデザイン変更が何度かあり、イメージ画像はもっとも最近のシルエットです。

リアの三角がコンパクトになり、ダウンチューブと一体化しているかのようなシートポストなど、まさに”エアロフレーム”な仕上がり。

トマホーク:公式サイト >>

 

メランコリー

メランコリー 画像:ロックバイクス公式サイトより参照/抜粋。

クロモリのホリゾンタル。まさにオーセンティックな印象の”街乗りピスト”として人気を博したモデル。

エントリーモデルで8万円前後までの”クロモリ/ホリゾンタル”なピストといえば、いわゆるスレッドステムの”フェザー”や”カーテルバイク”などがイメージつきやすいかもしれません。

このメランコリーも基本的に癖のないシンプルシルエットですが、ステムが”アヘッドタイプ”です。”パーツの流用しやすさ”も、このモデルの人気を後押ししました。

さらに、リアブレーキが特徴的。当時(というか今でもあまりないですが。笑)珍しく”チェーンステーの下”にリアブレーキを装着するタイプで、ぱっと見は「ブレーキレス」なシルエットも印象的でした。

メランコリー:公式サイト>>

 

ロックバイクス代表 西山氏 とは

今回、代表の西山氏と会うきっかけとなったのは、大阪中津のピストショップ”マスターピスト”の中瀬氏がセッティングしてくれたからです。

 

気さくな人柄で自転車以外の話も多くしました。なにげに5時間ちょっと話し込みましたが、特に西山氏は”素材”に関する話題や、実際に自社のプロダクトを愛用しているユーザーとの思い出などを多数聞かせてくれました。

モノづくりとそれを乗るユーザーへの思い入れが熱く、フランクながらも職人である。そんな方です。

向かって左より:元メッセンジャー”ホリッシュ”,マスターピストオーナー”中瀬氏”,ロックバイクス代表”西山氏”。

現在でもピストに限らず様々な車体を構想し、作り出している西山氏。また車体だけでなく、独創的なパーツの開発にも注力。他社にはない”モノづくり”を精力的に行われています。

今回の出会いを通して新たなモノづくりが始まる、そんなきっかけになった一日でした。

ロックバイクスのオフィシャルサイトもぜひチェックしてみてください▼

ロックバイクス オフィシャルサイト

 

 

 

miki

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